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ボトル型ウォーターサーバーに使われるボトルのひとつに、ペット樹脂ボトルがあります。一般的なペットボトルに使われるのと同じ材質のボトルで、使用後は、資源ごみとして出すことできます。
ボトル型ウォーターサーバーの種類には、リターナブルボトル方式(再利用)と、ワンウェイボトル方式(使い捨て)があります。このうち、ワンウェイボトル方式に使われる、ペット樹脂ボトルについて、その特徴やメリット、デメリットについて、詳しくご紹介します。
ボトル型ウォーターサーバーの種類のワンウェイボトル方式に使われるペット樹脂ボトルに使われているのは、一般的なペットボトルに使われているペット樹脂が使われています。
ペット樹脂はテレフタル酸という石油から作られる物質、エチレングリコーというふたつの物質を原料としていますが、主に炭素、酸素、水素から構成されていて、他のプラスチックに比べると、石油依存度の低い樹脂といえます。
燃やすと二酸化炭素など、温室効果ガスが発生するので、分別収集してリサイクルすることが推奨されています。
ガロンボトルに比べると、軽量で強度もありません。衝撃により水漏れの恐れもあるので、配達時には、段ボールなどで梱包してあることが多いです。材質のペット樹脂は再生可能なので、ゴミが出るといっても、資源ごみとしてリサイクルでき、環境には優しいといえます。
ボトル型ウォーターサーバーの種類でも、ワンウェイボトル方式のものは、リターナブルボトル方式のものより後から生まれたものです。
つまり、リターナブルボトル方式の問題点や不便な点を改善する過程で生まれた方式といえます。よい面が多いのは当たり前といっていいでしょう。
ウォーターサーバーのガロンボトルでは、重くて、ウォーターサーバーのボトル交換の際に大変だという声が上がっていました。この点を考慮して、ペット樹脂ボトルの軽量化が進んでいます。それは、1つの容器の水の容量を少なくしているということです。
水は、開封後は劣化が進んでいきます。賞味期限内であっても、できるだけ開封後の期間が短いに越したことはありません。
ボトルの容量が少ないと設置の際に軽くて便利なだけでなく、新鮮な水を飲むこともできるのです。
ただ、頻繁にボトル交換をしなければならない、というデメリットも生まれるので、何を基準に選ぶかということになってきます。
ボトル型ウォーターサーバーのワンウェイボトル方式に使われるボトルには、さまざまな特徴があり、メリットやデメリットもあります。使い方や使う人によって、どの種類を選ぶかは違いますが、何を基準に選びたいかをよく考え、種類を判断しましょう。